September 04, 2019
AdSenseの自動広告はめっちゃ便利だけど使うにはまだ早い
こんにちは。mono(@mono7555e)です。
先日の記事でGoogle AdSenseの審査に通ったことを書きましたが、その際に使用していた自動広告について改めてまとめておきたいと思います。
自動広告、とりあえず広告を出すという意味では非常に簡単なのでオススメです。
(2019/10/09)自動広告がアップデート!
自動広告がアップデートされて結構改善されました。詳しくは以下の投稿から。
Google AdSenseの自動広告とは
コードを1つ追加するだけで、文字通り自動的に最適な場所、最適な内容の広告を表示してくれる機能です。
設置自体は非常に簡単なのでとにかく始めたい、難しいことを考えたくない方にはピッタリです。
自動広告のメリット
AdSenseをかんたんに始められる
とにかく設置が簡単です。
以下のコードを<head>
タグの間に貼り付けるだけ!
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: "[あなたの運営者ID]",
enable_page_level_ads: true
});
</script>
めちゃくちゃかんたん!
あとは表示したい広告のフォーマットを選びましょう。
フォーマットについて
選べるフォーマットは以下の6つです。
- ディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
- 関連コンテンツ
- アンカー広告
- モバイル全画面広告
それぞれご紹介しておきますと
ディスプレイ広告
標準的な画像の広告です。
イメージのように真四角のものや横長、縦長のものなど様々なサイズのものがあります。
自動広告の場合は端末、設置場所などを考慮した最適なものが選ばれます。
インフィード広告
記事一覧などの間に差し込まれる広告です。
広告以外のコンテンツのデザインに合うようにカスタマイズされて表示されます。
記事内広告
記事詳細の途中に差し込まれる広告です。
こちらもコンテンツに合わせて最適なものが表示されるようになっています。
関連コンテンツ
通常の広告と合わせてサイトの他のコンテンツも同時に表示してくれるものです。
今現在はモバイルのみ有効みたいです。
アンカー広告
スマホ用の画面に端に固定されて表示される広告です。
ページを開いたときには表示されず、適切なタイミングで出てくる仕様になっています。
モバイル全画面広告
画面遷移時に表示される広告です。
いつでも閉じることができるようになっています。
という感じです。
全部許可してもいいですし、こだわりのものだけを選んでもOKです。
どこにどの広告を設置するか考えなくても良い
広告は一度設置したら終わりではなくて、レポートを確認してより効果が出るように改善していく必要があります。
自動広告ならそれも勝手にやってくれます。
自動広告のデメリット
表示が崩れる
テキストが中央寄せされる
画像のようにテキストが中央寄せにされてしまいます。
これは自動広告タグが追加するスタイルが原因でした。
さすがにタグを入れるだけでスタイルを勝手に変更されるのは厳しいですが、自動広告が自動的に追加する.google-auto-placed
に強制的に上書きするようにスタイルを追加して中央寄せは抑えられます。
.google-auto-placed {
text-align: left !important;
}
バナーを消すと余白だけが残る
画像はアンカー広告を閉じた時のもの
アンカー広告を有効にしていると、スマホで見た時に画面上部にバナー広告が出ますが、これを閉じると余白は残ったままになります。
これはアンカー広告を無効にすれば解決しますが比較的メジャーな広告表示を無効にしてしまって良いのかと疑問が残ります。
思ったより適当に広告を入れてくる
まさか記事の一番上に入れてくるとは思わなかったですが、そこが良いと判断したんでしょう。
こちらはGoogle AdSenseの判断なので自動広告を使うとどうしようもないところです。
まとめ
Google AdSenseの自動広告はメリットもありますが、それ以上にデメリットの方が多いと感じました。
なのでこの記事を書いた時点では無効にしています。
今後、機械学習の精度が上がっていけば、ある程度使えるものにはなると思いますが、細かく調整をしたい場合はこれまで通り一つずつ広告ユニットを設定していく方が確実かなと思います。